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フェデックス、通関施設を備えたハブをシンガポールに新設

October 11, 2012

世界最大の国際総合航空貨物輸送会社フェデラル エクスプレス(フェデックス、アジア太平洋地域社長:ディビッド・L・カニングハムJr.)は10月3日、アジア太平洋地域におけるお客様へのサポート体制の改善とグローバル市場へのアクセス強化を目的として、シンガポールに新たな南太平洋地区ハブを正式に開設しました。開設式典には、シンガポールのルイ・タックユー運輸大臣が出席しました。

 

9,700万シンガポールドルをかけて完成した南太平洋地区ハブはシンガポールで最初にして唯一のエクスプレス輸送施設であり、航空輸送、地上業務、通関の機能を一カ所に集約したフェデックスにとってアジア太平洋地域で最大の統合施設です。また、入国管理局とシンガポール税関による貨物通関手続きを施設内で円滑に行えるシンガポールで唯一のハブでもあり、フェデックスを利用されるお客様にとっては、より迅速で利便性の高い通関手続きが可能になります。

アジア太平洋地域社長のディビッド・L・カニングハムJr.は「南太平洋地区ハブは、フェデックスの域内におけるオペレーションをさらに強化し、質と信頼性の両面でより優れた域内・国際貿易の機会をお客様に提供することを目的としています。この新施設により、当社はお客様にとって重要な米国やEU商業航路への接続性の向上を目指します」と述べています。

 

2015年には、東南アジアは経済圏のひとつとなることが予想されています。ASEAN※1を構成する10カ国の人口は世界総人口の9%にあたる約6億人と米国の2倍の規模で、GDPの合計は1.8兆米ドル※2を超えます。

 

欧州委員会によると、ASEANはEUにとって欧州域外で(米国と中国に次ぐ)第3位の対貿易国であり、2011年には2,060億ユーロ超※3の物品やサービスが取引されています。一方、ASEANにとってもEUは中国に次いで第2位の貿易相手国で、貿易量全体の約11%※4を占めています。

 

シンガポール、チャンギ国際空港のエア・カーゴ・エクスプレス(ACE)ハブ内にある26,264 平方メートルの統合施設は、オーストラリア、ニュージーランド、さらにラオスやカンボジアなどの東南アジア諸国を発着する積み替え輸送の域内拠点となります。フェデックスは既に中国の広州にアジアワン・ネットワークの中心となるアジア太平洋地区ハブを置き、大阪には北太平洋地区ハブを設置する予定で、アジア太平洋地域におけるサービス体制の整備を進めてきましたが、新設された南太平洋地区ハブはその取り組みをさらに強化するものです。

 

フェデックスはどの国際エクスプレス輸送会社よりも多くの専用機を保有し、シンガポールとアジア、米国各地とを結ぶ自社便を運航しています。フェデックスの南太平洋地区ハブは、エアサイド内にある2つの新しい駐機場など、シンガポールにおける週34便の自社航空機発着を支える充実した設備を備えています。また、駐機した航空機と業務場所が近接しているため、コンテナを航空機から降ろして荷物を仕分けベルトコンベアに運ぶまでの所要時間はわずか4分足らずです。これにより、フェデックスは航空機の到着からお客様への配達まで荷物の徹底的な管理を強化することができます。

 

フェデックスの南太平洋地区ハブには、1時間に最大12,000個の貨物を仕分けることができる12系統の完全自動高速仕分けシステムがあります。この仕分けシステムは、荷物の底面以外に貼られたラベルであればすべての面のラベルを読み取ることができる高機能なスキャニング能力および荷物を適切な進路に送ることができる「シューソーター」と呼ばれる機能を備えています。また、ハブ内には280台以上の配送車両が乗り入れ可能です。

 

 

※1 東南アジア諸国連合(ASEAN)構成国:インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ブルネイ、ベトナム、ラオス、ミャンマー、カンボジア
※2 http://ec.europa.eu/trade/creating-opportunities/bilateral-relations/regions/asean/
※3 http://ec.europa.eu/trade/creating-opportunities/bilateral-relations/regions/asean/
※4 http://ec.europa.eu/trade/creating-opportunities/bilateral-relations/regions/asean/

 

 

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